フランス風のワルツ Vals Andantino

今日の晩御飯はおでんにしました。(←ギターに関係ない)
ここのところ連休続きなので、撮りだめしてます。
といっても、どの曲もノーミスで雰囲気よく弾けるわけでないのが悲しいところで、詰めの甘さというか脇の甘さというか、毎回毎回ため息がでるわけです。
コンクールやオーディションでこんな感じだとダメなんでしょうけど、いつもいつも臨戦態勢にはなれないので、練習の一環として撮っています。

A. Cano(アントニオ・カーノ)

今日録画したのは、カタロニア出身のアントニオ・カーノ(1811-1897)さんの楽曲です。たくさんの楽曲を知っているわけではないのですが、青本(教室用 新ギター教本 小原安正 監修)なんかにもカーノの作品は載っています。
タレガ同時代の作曲家さんで、装飾音が少なくて弾きやすいので、タレガかカーノかと言われたら、カーノをとる…かな。(知らんけど…)

当時のパリやカタロニア地方では、オペラの前に小部屋でワルツを踊る慣習があり、ギターやリュートのような比較的音の小さな楽器の演奏で踊っていたそうです。

Vals Andantino (ワルツ アンダンティーノ)

この曲は、ワルツにしては低音が終始八分音符でグングン刻んで展開されるので、ともすると二拍子に聞こえてしまうような構造になっています。

ですので、あまり勢いよく弾いてしまうと、せっかくのワルツの雰囲気が行進のようになってしまいそうで、今回は意図的にゆっくり踊れるように弾きました。

そして繰り返しもせずに、最後まで弾いています。あと、古楽器が似合いそうな曲なので、チューニングは半音下げています。

zoomQ2n4kで録音 iPadで録画

実は、この曲も先日のアンサンブルの脳トレ(←詳しくはリンクを。私の所属するアンサンブルで毎月行われる曲の感想を述べ会う時間)の教材として出された曲で、先輩M氏が弾かれていました。喧嘩を売るつもりは毛頭こざいません。追試ならぬ“追奏”なゆえに、自分の世界観で弾いてみようとそこはかなり意図して弾いています。

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