初 Aquila 弦を試す

今までに買ったことのない弦を買いました。
メーカはAquila。

昨年の夏頃にお会いしたお姉様が、低音に赤い色の弦を張られていたのがきっかけです。
私が観客として見ていたオーディションで、一際赤い弦を使用されている方がいらっしゃったので、休憩の時にお声掛けし、Aquilaの弦と教えていただきました。

今回は購入したのは、そのお姉様が使われていたものとは違うものですが、私のギターに合いそうなものをチョイスしてみました。

イタリア製 アクイーラ(Aquila) 

アクイーラの弦は現代版ガット弦と言われるようで、本物のガット(羊腸)ではないものの、質感や音質をガット弦に近づけて作られたものです。

イタリア・ヴィチェンツァ(イタリア北部のヴェネツィアとベローナの中間あたり)に本社があり、
(シニョーリ広場が有名らしい・・・)
個性的な弦をリリースすることで知られているメーカーです。
高音弦が現代版ガット弦と言われる所以は、ナイロンとは異なる植物由来の原料を使うことで、温かみのあるサウンドを作っている点からだとか。

裏面にBionylonと記載がありますね。Bionylonは68%が植物(サトウキビ)由来の成分で出来ているようです。
低音弦は、マルチフィラメントコアを高品質銀メッキ銅でラウンドしたNEW Nylgutを使用しており、
引張応力に強く、水分の吸収が少ないために、長時間演奏や湿度による水分の変化の下でも、
迅速かつ安定したチューニングを可能にします。

高音弦は暖かな丸みを帯びた音色で独特の色彩感があり・・・、
木質系の音色のためサスティーンが短い・・・
とギターショップアウラの解説に買いてあるので、私はこれを購入の決め手としました。

私のギターは残響音が残りやすいので、流行りの弦を使うとうるさくなってしまいます。
だから、しっかり鳴るけれど音の伸びは控えめな方が良いのです。

まだ張ってないんですけど

今日、通販で買った弦が届きポストに入っていました。
今使っているハナバッハの緑がもう少し持ちそうなので、張るのは今月の終わり頃か5月でしょうか。

あまりに音が違いすぎても困るんですけど、かなり楽しみです。