このページでは、私なりに試行錯誤した結果、トレモロ上達のための練習方法をまとめています。内容は都度更新していきますので、時々遊びに来てください。

過去に書いた内容がやっぱり違ったってことも十分にありえる話ですので。

トレモロの代表的な曲として、タレガ作曲の『アルハンブラの想い出』やバリオス作曲の『最期のトレモロ』、『森に夢見る』は有名ですし、横尾幸弘作曲の『さくらの主題による変奏曲』とかデ・ラ・マーサの『暁の鐘』なんてのもありますね。

特に『アルハンブラの想い出』に関しては、他の方のブログで一生かけてでも弾きたいって綴っている文章を見かけたこともあります。

それくらいギターらしい奏法の曲ということになるんでしょうね。

練習の順序を考える前に

さて、トレモロを操れるようになるには、どう練習していけばよいのか、いろいろな動画や自分の過去を振り返って少し俯瞰的に考えてみます。

まず、トレモロそのものの練習を始める前に、ご自身の指の動きをチェックする必要があると思います。なぜなら、p, i, m, a 4つの指を終始動かし続けるので、それぞれの指がやはり独立してコントロールの効く状態が望ましいわけです。

私自身の過去を振り返ると、トレモロの動きが滑らかになってきたと感じられたのは、
♩=95〜100で16分音符を4つ m, aの2本の指で
ハ長調のスケールや半音階が弾けるようになった頃です。

なぜm,a の指の組み合わせなのかは、この2本の指のセットを動かすのが難しいと感じる人が多いだろうという予測です。私自身は最初の頃は針金が入っているようなギシギシした感じでしか動きませんでした。

この2本の指がピアノや他の楽器でで鍛えられていると、トレモロそのものの練習を始めても比較的スムーズに成果を得られるのではないでしょうか?

ですので、最初は各指の独立と動きやすさが大事だと言えます。

指の独立 + 3

という、トレモロ以前のことも含めてあらためて練習方法を考えてみると

0各指の独立(特にm, a)をしっかりする
1 p指とその他3本の指の幅の開きになれる