トローバの楽譜を買う

こんばんは。今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
日曜の昼下がり、都内のギタルラ社でモレノ=トローバの楽譜を買ってきました。

近くのターミナル駅の楽器店にもあるんだけど

近くの乗換駅まで出かけると大手の楽器店があって
クラシックギターのコーナーもそれなりに充実しているので
楽譜もたぶんそこに置いてあったのだろうと思いましたが、
せっかく時間を使うなら専門店に行ってみようとギタルラ社まで行きました。

フェデリコ・モレノ=トローバ(1891-1982)はスペインの作曲家で、クラシックギターを弾かれる方にはお馴染みの作曲家です。

私の師匠はトローバが来日した時のコンクールで入賞しましたので、
トローバ本人との思い出話も時々してくださいます。

スペインの伝統的なサルスエラの作曲は、仕事としての色合いが強かったらしく、クラシックギター曲の作曲は楽しみとしての色合いが強かったと聞いています。

今風という言い方がどこまで適切なのかわかりませんが、
現代っぽい雰囲気もありながら、多くはスペイン情緒あふれる伝統的な感じがして、
ギターでの演奏効果にもよく合っているなぁと素人なりに思います。

ついでに弦の相談もしてきた

以前の記事で、私のギターに合う弦が限られているという話をしたことがあるのですが、
私のその感覚は正しいのだろうかと、ギタルラの方にうかがいました。

やはり、最近の弦は、どのメーカーといわず、きらびやかな音が出やすいものが多いとのこと。
そういう意味では、ギター本体から明るい雰囲気の音がでる個体は、そういう弦との相性はよくないとのことでした。

もちろん同じ製作家のギターでも個体差はあるとのことなので
一様にそうだとは言えないのでしょうけれども、
私のギターに関してはやはり少し落ち着いた音がするハナバッハの弦や
良くも悪くも特徴がなく安定的なダダリオの弦がギターの良さを出すという結論でした。

最近の弦の傾向としては、良く鳴る弦が売れるらしく、音量も確保しやすいものが好まれるそうです。

時代の逆を行ってます私、笑。