暗譜のコツは?

こんばんは。今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
暗譜の仕方が以前とかなり変わったなぁと思い始めたので
そのへんのことを書きます。

譜読みのスピードと曲全体の雰囲気がポイント

時間軸が前後しますが、割とスムーズに暗譜できている最近のことから書きます。

レッスンを受け始めて、2週間に一度必ず曲を聞いてもらうということになってから
ギターを弾く時間だけでなく、楽譜を見る時間が一気に増えました。
そうすることで、譜読みのスピードは加速的に進みました。

しかし、暗譜はしなくなってしまいました。
楽譜を見ながらなので、覚える必要がないからです。

じゃあ暗譜は?と言われると、

楽譜を見ながら弾く → 指が慣れる → 曲の雰囲気を掴む → 一気に暗譜

という感じに変わりました。

これがコツ!とは言えないかもしれませんが、
最初から覚えようと思って弾くのは、むしろ逆効果です。

「楽譜を見ながらある程度弾ける」の段階を、何度も繰り返しているうちに指は慣れてきます。
そして、弾いているうちに曲全体の雰囲気を身体で感じられるようになります。

この「楽譜を見ながら弾いて指が慣れる」というのと、
「曲全体の雰囲気に感覚的に合わせられる」というのが
暗譜への近道だと思います。
現時点での私の場合なので、最短ルートとは言い切れませんが。

弾けなくて読めなくて最初から暗譜ありきで弾いていた学生時代と比較すると、
暗譜にかかる時間は、最近の方がずっと短いです。

時間をかけて覚えない分、忘れるまでの時間も早くなりましたが、
思い出すのも早くて、そのへんはやっぱり譜読みの力との相関があると感じます。

ここから先は思い出話。ギターを始めた頃はどんなだったかということです。

ギターを初めた頃

過去に戻って、ギターを始めた頃はどうだったかというと
私、楽譜は読めたんですが、ギターの指板のどこをおさえるかが全くわかりませんでした。
なので、最初は先輩の指を真似たり、はっきりここ!と教えてもらったりしていました。

楽譜を見て、なんとなくこのへんをおさえるんだ!とわかりはじめたのは
始めてから1年以上経ってからで、次の小節も視野に入れて弾けるなんてのは無理でした。

今と比べたら格段に遅いです。
おさえる指板の場所を一つ一つ楽譜に書いていた記憶があります。
書きながらおさえるところを確かめて、同時に覚えるような感じで弾いていましたし。

なので、楽譜の最後までたどり着いた時は、ほぼ暗譜した時みたいな。
暗譜するためにどうこう考えたことはなかったですね。

楽譜を少し追えるようになっても

あまりかわらなかったと思います。
つまり、楽譜の最後にたどり着いた時が暗譜した時みたいな感じで。

合奏に関しても似たような感じでした。
ところどころは楽譜を見て弾くこともありましたけど、
やっぱり見ながら弾くというのは難しかったです。

ただ、一つずつクリアしていく感じでやったことなので、
社会人になって10年以上ギターから離れてしまっても衰えるということはなかったです。
進展することももちろんなかったんですが。

ある程度、強制されるような環境に身を置くというのは大事なことかもしれません。
あと、量も質も大事ですが、量で補える部分はかなり大きいと思います。