カルカッシop60・エチュード1番

こんばんは。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

レッスンでの課題

レッスンで取り組むことになったことの1つに
カルカッシの練習曲があります。
なぜカルカッシをやることになったかと言えば、みんなが通る道だからという以外にも色々な理由はあるかと思います。

何曲か取り組んでみて、後になって効果のあったことについては別の記事にまとめてます。

レッスンの時間、最初に取り組むのがこの練習曲集です。
師匠の前で弾いて見せて「とりあえずOK」の合格をもらえるまで宿題。
この辺りピアノのレッスンと同じ感じです。

どんな練習曲か

エチュードの1番は前半部分は、ハノンのような8分音符の単旋律を手はi,m,aの指をバランスよく動かしながら弦を跨いで行く感じで
後半部分はアルペジオの練習をしているようなp,i,m,aの順で動かす小節の多い曲という印象です。

Youtubeにも何人かのギタリストがこの曲をアップしています。
ですが、どの動画もテンポが速く、相当弾きこまないと動画のレベルに達しないということだけはすぐにわかります。
編纂者の小原ご夫妻の解説には、前半部分はアポヤンドとアルアイレ両方で練習するようにとしています。
(↑これも簡単ではない)

弾いてみた感想

これは21番以降の難しい曲以外のこの練習曲集全般に言えることなのかもしれませんが、特別に難しい運指があるわけでもなく、特別に速いテンポでもないのに弾くには難しいということです。
また、これもこの曲に限ったことではありませんが、楽譜の表記に忠実になるほど練習曲なのに弾き心地がよくなっていく印象もあり、同時に難易度もまた上がっている感じでもあります。
ただ、練習を重ねていくと確実に弾けるようになっていくという側面もあって、練習曲に相応しいというのはわかる気がします。

先輩わらさまが「あんなに右手の運びを意識したことがない」とおっしゃる通り、i,m,aの使い方だけではなくスピードも要求されるこの曲集は、2周してもいいような気がする練習曲集です。