ステージに出てから焦ること

おはようございます。
夜中に目が覚めてしまいました。
サッカーをみたいからではありません。
さて、今日はステージに出て椅子に座って弾き始めるまでの時間についての話です。

「早く弾き始めないと」と思ってしまう

私の性格が真面目?だからなんでしょうか、ステージに出て椅子に座ると、なるべく早く弾き始めないとと思ってしまいます。

フリーコンサートで与えられる時間は、ステージでチューニングしている時間も含まれているので、余計に焦ってしまうのですが、そうでない場合はもっとゆとりを持つ様にしてもいいのでは?と思っています。ですが、実際はどのくらい時間をつかっていいのかはわかりません。

聞く側の感覚と弾く側の感覚

アマチュアのコンサートやコンクールを聞きに行くと、まぁいろいろなシーンに出くわします。椅子に座ってから弾き始めるまでに、2, 3分お祈りのようなことをされた方を見たこともありますし、チューニングにものすごく時間をかけた方を見たこともあります。

聞いている側の私には、正直なところ「まだ弾かないの?」と思ったこともあります。ですが、審査には影響はあまりなかったのでしょうか、後者の方は入賞されていました。

コンクールを基準に考えるのが良いとも思いませんが、ある程度は時間をかけても問題ないってことなんですね。

でも、私の場合、椅子に座ってからいつも「早く弾かないと」と焦り気味です。
客席からの視線を感じているようではまだまだなんでしょうけど、なんか気になるというか、気配を感じてしまって焦ります。

時間としては例えば1分だったとしても、立場によって感じ方はかなり違うのが改めてわかります。

椅子に座ってから1分は割と短いと今思い始めた

具体的な時間を考えたことはなかったのですが、今例え話で1分と書いたら、1分で何ができるのか調べてみたくなりました。

椅子に座って、ストップウォッチを動かすとスムーズにチューニングを確かめても30秒くらいすぐに経ってしまいます。この時間はほぼみんな共通の時間だとすると、チューングに時間のかかってしまった場合はそれだけで1分近く使っていることになります。

私にはこれは結構大きな発見です。

チューニングしてから1分はむしろ割と長い

今度はチューニングをしてから1分を計測してみました。
そうすると、40秒くらいから後は時間を持て余すような感じがしました。
ということは聞いている側は、このあたりからきっと長く感じ始めるのだと思います。

「座ってチューニングしてから40秒くらいかけていい」ということですね。
トータルすると1分30秒くらいは時間を使えるという感じでしょうか。

そう思うと割とゆとりがでてきますね。

この時間をルーティンにすることが大事なのか?

その間に何ができるでしょうか。
けっこういろいろできそうな気がします。

弾き始める前に「決まり事」ではないですけど、自分の中で気をつけることはいくつか決めていて、
例えば「姿勢を正す」ことがその内の一つなんですけど、曲に集中するための動作をこの時間でできるように練習をしておくのがいいのだろうと思い始めました。

じわじわと良い兆候が出てきているので、こういうところからもステップアップに繋げたいと思います。