弦を交換する

毎日慌ただしいですなぁ。心が荒れてしまいますな。笑

今日は朝から弦の交換をしております。

流行りの弦が合わないギター

以前にもお話した通り、私がメインで使用しているスペイン製のギター(松)は、流行りの弦と相性がよくありません。私の力量の問題も多分にあるような気がするのはひとまず置いておいて、そもそもが明るい音の出る個体なので、そこにきらびやかすぎる弦を張ると、残響音が残りすぎる感じがしています。

もう一本あるギタルラ社製のエコール・ギター(杉)は少し大人しいので、サバレスの弦やラ・ベラの弦でも良い感じになってくれます。

で、スペイン製のギターはというと、ハナバッハ一択です。ただ、お値段がちょっと…。

それで、他の弦となると、プロアルテのハードテンション(オーガスチンは・・・はちょっと微妙だけど)くらいしか合いません。

先っちょはガストーチで焼いています

張った感じから推測されるのは、癖のない音がでる弦か、言い方によっては鳴りが悪いとも感じられるような深みのある音の弦でないと、落ち着いた音になってくれないといところがあります。

使用感を参考にするときは

私は弦の使用感は個々のギターとの相性が大きいと考えています。ですから、「この弦はオススメです〜」といろいろ教えてくれる人の意見を参考にする場合、同時にどんな特徴のあるギターを使っているのかということを聞いておく必要があるとも思います。

もっと言ってしまうと、ギターが作られてからの時間や弾いている量など様々な要素が絡んでくるのできますよね。必要以上に難しく考える必要はないとは思いますが、

弦 × ギター × 弾き込み量 (× タッチの深さ) = 音 ? のように考えておかないと

「みんな使ってるから〜」、「いい音が出るって聞いてから〜」では、求めている音が出てくれない場合が多いです。

本当は毎回ハナバッハの緑の弦を張りたいところなんですが、他の弦に比べて少しお高いので、練習期間として弾いている場合は代用弦にしています。