人や感覚よりも数字を信頼する時代⁈

今日は新幹線車内からです。
(↑ギターに関係ない…知らんけど)

さて、今日はギターには関係ない野球の話題。でも少しずつギターに寄せていきます。

世間ではプロ野球のクライマックスシリーズが開催されています。両リーグとも盛り上がっているようですが、昨日2022/10/13のヤクルト対阪神の試合は少し考えさせられました。
そのことについて少し。

フル先発出場の佐藤選手をスタメンから外す

これはSNSで話題になっていたようです。この日の阪神タイガースのスターティングオーダーに佐藤輝明選手の名前がありませんでした。

佐藤選手は今季全ての試合に先発出場したチーム内唯一の選手です。ですが先発ではありません。

これは、対ヤクルト戦の打撃成績がよろしくないという理由です。実際に数字で見ても打てていませんし、昨日、代打で出場した際もヤクルトベンチは90球を投げている右投手を交代させることはありませんでした。
来季、監督を務めるであろう解説の岡田彰布氏も「舐められている」と漏らしていました。

ここまでの指導はいきているのか?

今期で退任が決まっている矢野監督は勝負の世界ゆえに勝つことを優先して、打つ確率が高い選手を起用した。別に矢野監督の批判はするつもりはありません。数字はその選手の実績に他ならないわけですし、その数字を作ったのは佐藤選手です。

数字に左右される生活

考えてみると、野球だけでなくあらゆる場面で私たちの生活は数字に動かされています。時計なんかは最たるものです。。日本の鉄道は正確なことで有名です(今、新幹線乗って恩恵にあやかってます)が、何でも数字数字というのは、私はちょっと窮屈です。

このサイトもGoogleのアナリティクスで日にどれくらいのアクセスがあったのか、どの地域からいくつアクセスされたのか数字で表されていますし、参加にしているのは事実です。

だけど、なんというかその場の雰囲気(空気感なんていう変な日本語は嫌い)や感触で対応を変える勇気はないのか?と考えさせられます。だって 数字(その人の過去の蓄積) > 今のその人 みたいな感じしますし。

昨日のプロ野球で言えば、プロ2年目でこれから将来ある選手に対して、その場で修正点をアドバイスして、その場で試させるくらいの懐の広さが欲しいなと思います。(簡単でないことはわかっています。)

ギターでの数字の使い方を考える

私の言いたいこととしては、数字に使われたくないなぁと。ギターでもいろんなことを数字で扱えるわけですが、私のやっていることを一つご紹介すると、私はある時から人前で弾く前の練習方法と当日の様子と満足度を記録しています。

単に、今日は弾けた弾けなかった何戦何勝みたいな使い方は絶対やりません笑笑。

上手く弾けるときとそうでない時の差を見える化するために使うんです。苦手を克服するというよりは、良いパフォーマンスを出せる練習方法はどんなもんかなと探しているという感じです。

これだと数字に利用されてるのではなくて、数字を利用している感じがします。

他には、チューニングでしょうか。デジタルチューナーでチューニングする方はとても多いですね。1〜6弦までそれぞれの周波にピッタリあいますから。ただ、私はこれも違和感はあります。
違う弦で同じ音をオクターブで鳴らした時に合っていないように感じることがあります。ギターはフレットによって平均律の楽器とされているので、音のずれはできてしまいます。だから、その微妙なずれをどこで調整するかというのが大事なのかと思っています。曲によって軸になる音はあるわけですから。

小さなずれなんて気にしなくていいよという話ならデジタルチューナーで全部の弦を合わせる必要もないかと思います笑。5弦だけでいいんじゃないですか?って。

なんかまとまりがない文章なんですけど、数字に信頼を置くのはいいですが、数字に使われたくないなと思うと同時に、勘や感覚とか雰囲気ももっと大事にしていいんじゃないかと、佐藤選手の件から感じたという話でした。