再編集 不安を減らし「やれそう」感を増やす

こんばんは。今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
都内のギターショップの企画で演奏させていただいた振り返りを引き続き。
緊張とは違う不安についてのお話です。

この記事は投稿後に再編集しています。再編集箇所はテキスト背景がネズミ色になっています。

やっぱり不安を減らすことが大事

心理学的なアプローチや、アスリートの経験談、ピアニストやもちろんギタリストなどのご意見を参考にしてきた結果、私にとって今最も必要なのは不安を減らすことだということがわかりました。

緊張は誰しもするわけで、その緊張を悪く作用させているものが心理的な不安だと。
ですから、不安について少しまとめます。

↑補足:この時は練習が行き届かず小さくても不安を抱えたままステージに向かわないようにしようという考えが強かった頃の話です。

こんなところで弾いてみたい

マイナス思考とは関係のない不安

よくマイナス思考が原因で物事をポジティブに捉えて成功している自分の姿を・・・なんて言いますが、
想像だけで解消できるならみんなとっくに悩みは無くなっています。
不安(自分の手に負える)を解消するには行動しチャレンジするしかないのです。

本番での不安は、結局のところ「間違えたらどうしよう」「この部分練習足りてない」という気持ちが現れてくることです。

誰かに見られてい緊張し不安になるという場合もあるかとは思います。だけど、私の場合はそこはクリアしているような気がします。

なぜなら、聴く側の人はそこまで厳しい目で見ていないというのを知っているからです。
中には、厳しい目で「〜こう弾くべきだ」「ミスなんて初歩の初歩」なんて思っている人もいることはいます。しかし、そんな人を相手にする必要はないんです。
多くの方は、その人が出す音を上手でもそうでなくても楽しんで聞こうとしてくれています。

話を戻して、湧き上がる「不安」とは

一言で片付けてしまえば練習不足なのかもしれません。しかし、何度も繰り返し練習はしてきているのに、なぜまだ不安になるのかを考える必要があります。

「弾けないかもしれない」、「ミスしてしまうかもしれない」と思う原因。
冒頭でもお話ししましたが、「不安な箇所を解消しきれずに本番を迎えてしまった」と考える方が自然です。

だから不安になる。
そして、なぜ不安になるのかをもう一段掘り下げる必要があります。

単に10回のうち7回成功して3回失敗するということでなく、
その3回の失敗を生んでしまうのは、どこに原因があるのか。
そういったことを考えて、集中的に練習し不安をなくしていく。
全体的なことなのか、ある特定の部分なのか、テンポなのか、左手なのか右手なのか。
おぼつかない部分をとことん探して解消していくことをしないと不安は消えてくれません。

こういう作業を十分にやれていなかったなと思っています。
(私の場合です。)

「こんなに練習したんだから〜」は効かない

そう、本番前、自分を安心させるためにかける言葉。でもこれは効き目ないです。
なぜなら不安な箇所を解消しているかしていないかが大事ですから。

「やれそう」感を増やすには

そしてもう一つ、不安と同時に安心材料を増やすことも必要ですよね。
その方法をいくつか書き出します。

在り方が現実をつくるという考え方

とあるギタリストの方は、やはり人前で演奏する以上、自信を持たなくてはならないと仰っていました。常識的に考えて、自信のなさそうな人が喝采を浴びる演奏をするとは思えないからです。

ですから、最初は見栄のような張りぼての自信でもいいので、「弾ける人」として振る舞うこと。
「作り笑顔」で「弾ける人」を演じているうちにそれが板につく。そんな感じでしょうか。

曲に集中する

これもよく聞きますよね。
ですが、実際は曲に集中できないですよね?

暗譜しているようで、実は暗譜できてない。
だから譜面も頭に浮かばない。
その時の手の動きも明確に思い出せない。

これ次回の記事でもう少し掘り下げて書きます。
最近教えてもらったことなんですが、「あぁ確かに」って思いました。

この項目が私にとってかなり重要なポイントになると思っています。
不安も減りますし、そのおかげで気持ちが前向きにもなります。
(↓次回記事ができたらここにリンクを貼ります)
【暗譜?】曲に集中するための準備

向かっていく姿勢で

「弾ける人」を演じることと関係がありますね。
やっぱり、「よし!弾くぞ」という気構えがないと、雰囲気に飲まれてしまいます。

スポーツ選手のように「よし、これから本番!うりゃぁぁぁ!」みたいに、アドレナリン全開でステージに向かう感じでは、演奏に違う影響がでてしまいそうなんですが、とにかく攻めの姿勢は必要だと思います。

緊張対策は実は小手先の対策だったかも

私、この記事をここまで書いてきて、今までの私がとってきた緊張対策は何だったのだろうかと思いました。

緊張はしますよ、誰でも。
それを緩めることは可能だとしても、本番にもってきてしまった不安はどうにもならないですし、
もっと言うと 緊 張 × 不 安 のようになって、いつもより大きくなるんですよ。

不安がマイナスの要素だとすれば、その部分が「やれそう感」のプラスに転じれば、計算の答えもプラスに転じますよね。

どこまで不安と向き合えるか。そこをこれからやっていきます。