ラウロ→神の子、私→愚息

こんばんは。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今日はなぜか閲覧数がいつもより多くなっております。
¿なぜ? (スペイン語っぽく)

今日のお話はラウロ作曲のEl Niño(エル・ニーニョ)についてです。
この曲も先の、エル・マラビーノと合わせて12月に弾かせていただこうと思っています。
(予定です予定。)

El Niño(エル・ニーニョ)は神の子の意

この曲は私のお気に入りの曲の一つです。
覚えるまでに相当苦労しました。
ギターをもう一度弾こうと思った頃に、最初に手をつけた曲です。

ですから、レッスンに通う前に始めました。
学生時代にナクソスのCDを買っていたので、そこに入っていたり、最初に聞いたのはたぶんジョン・ウィリアムズの演奏で聴いたりしていました。

学生当時はラウロの楽譜を手に入れるのはとても難しく、演奏技術も乏しかったのでベネズエラワルツの3番をなんとか最後まで通すというのが現実だったように思います。

昨日の話になりますが、この曲に関してはコンクールやオーディションで弾いてもいいのでは?と思っています。

前置きが長くなりましたが、この曲 El Niño はラウロの息子に向けて書かれた曲かと思われます。

楽譜の左上に「A mi hijo, Luis Augusto」 と書かれているからです。

通常niñoは男の子, niñaは女の子の子供を指す言葉ですが、定冠詞も名詞も大文字で書き始めることから、「幼子イエス・キリスト」を指しています。

ラウロ本人にとっては、Luis Augustoは神の子と言える愛おしい存在だったのかもしれません。

まぁうちの愚息たちに対して、そんな高尚なことを思えないのが私の現実なんですが・・・。

聞いている方が幸せな曲

そういう類の曲は他にもたくさんありますが、このEl Niño(エル・ニーニョ)もその手の曲です。弾くと苦しい。

出だしから難しいです。
そして、ずっと左手が痛いです。開かないといけないのと、力が入るのと。

だいぶ慣れてきましたけど、綺麗な旋律を維持しながら、ラウロ独特の中声部の流れるような音を出すのは本当に厳しいです。
そして、見た目にはあまりその辛さが伝わらないのもコスパの悪いところですが、
自分の中ではベスト3に入る曲なので、これからも大事に弾きたいと思います。