メトロノームで「弾き込む」

一昨日の大阪・奈良日帰りの疲れがまだ取れません。
昼間も眠たくて眠たくて。

さて、まだ申し込んではいませんが、12月の演奏や他の曲を仕上げていく上で、
これからどんどん「弾き込んで」いかないといけません。
もちろんレッスンの曲も。
(師匠に渋い顔をされたくない…苦笑)

で、やっぱり大前提として間違えずに弾く練習は徹底的にやんなきゃと。

この辺りがアマチュア発想なんでしょうけど、
でもそこにたどり着かないことには始まらないんで、
とにかく、本番で弾くテンポで間違えないように、
なおかつ曲想をつけて弾くわけです。

そんな練習をしていくときって、
みなさんはどうされてるんでしょうか?

よく弾き込めばいいからとは言われるんですけど、
その意味があまりわかってません。

わからないなりに、一つの方法として答えを出しているのは
テンポを変えた練習です。

「弾き込む」ことの解釈としてのメトロノーム

メトロノームを使うことに、賛否があるというのはなんだか不思議なところなんですが、
私としては、目的別に使う使わないを決めればいいと思ってます。
ずっと使っていていいわけではないですし、
全く使わないというのもあったりなかったりで。

メトロノームをどう使うか

弾き込むということの解釈の一つとして、
私はメトロノームを使って、4段階から5段階のテンポを設定して弾くようにしています。

どう転んでも絶対に間違えないテンポを1段階目として
本番で弾くテンポは3段階目とします。

その間くらいに1つ段階を設定します。
遅すぎるテンポと本番のテンポの間くらいのテンポ。
場合によってはもう1段階、本番のテンポよりも少し遅いテンポ。

そして、最後は予定よりもかなり早目のテンポを設定します。

テンポ1:確実に弾けるテンポ

テンポ2:1と3の中間

テンポ3:本番のテンポ

テンポ4:かなり早目のテンポ

※2と3の間にもう1つ設定することもある。

これは、遅いテンポは確実に指が場所を覚えてくれるまでやります。
そのための練習です。
いきなり気持ちよく弾きたいところですが、遅いテンポをいい加減にすると
指がうろ覚えになったり、ミスが多くなります。

そのあとテンポ2でなじませます。
実はここが一番重要なんじゃないかと思ってます。
勢いよくノリで弾いてしまうようなところを確実に弾かないと
綺麗に聞こえないからです。

それからようやく本番のテンポ。
そして、本番で緊張のあまり突っ走った時用のテンポ。

この4つ(5つ)のテンポで繰り返し弾くことを、弾き込むことの1つの解釈としています。

寝起き一発目に動画を撮って、指が動かない状況で何日も弾くというのも
「弾き込む」ことと解釈していますから、それも1つですが、
いろいろやり方があるよなと。

メトロノームアプリが便利

最近はなんでもスマホでできてしまって、いいのやら悪いのやらわかりませんが、メトロノームもスマホのアプリを利用しています。

タブレットでもあります。同じものが。

何が良いかって、イヤホンで音を聞けることです。

クリップ式のメトロノームを持ってたんですが、
家で使う時はほぼアプリになりました。

Bluetooth のイヤホンなんかだと、線がないのでギターを持ってても苦になりませんから。

一ついい忘れましたけど、この練習はどうしても音の運びが機械的になるので、
出だしだけとか、ラレンタンドの指示があるとかそういう時は、メトロノームを無視して
アテンポになったら守るとか、そんな工夫は必要です。