もう1年半くらいになるか。。。
先輩M氏が新しいサイレントギターをお買い上げになったので、古い方を貸していただけることになりました。
このご時世、在宅での勤務が続いておりまして、昼間ちょっと触ろうかなという時、
ご近所の手前、平日にギターの音を響かせるのも…と迷うときに活躍しています。
とても重宝しております。
ARIA Synsonido
私がお借りしている(永久貸与という噂の)ギターは、ARIAのシンソニードといいます。
厳密には違うのかもしれませんが、アンプに繋ぐことができるナイロン弦のギターなので、
分類としてはエレガットの仲間なのかもしれません。
糸巻きの部分が右側にあって、なんとも違和感があります。
だいぶお世話になってますが、チューニングは慣れません。
このギターの良いところは、音がでないこと。?笑
アンプに繋いでないエレキよりは、多少大きいかな?
建物内で弾いていて外に音が漏れるということはまずありません。
このモデルはYAMAHAの初期モデルよりは後だったと思いますが、
それでもサイレントギターとしては古株です。
最近のYAMAHAやARIAのモデルは、糸巻きは普通の位置にあって、
縁の黒い部分が木製で、もう少し高級感があります。
価格もそれなりで6〜8万円くらいしますよね。
実際の演奏で使ったことがある!
実はこのサイレントギター、野外イベントで一度使ったことがあります。
毎年とあるイベントにアンサンブルで出演させていただいてたのですが、
さすがに屋外でクラシックギターとなると、マイクで音を拾ってもらうには限界がありました。
しかも炎天下になることもあり、ギターは入門用でもおっかなびっくりです。
過去に2度、ノーマルのクラシックギターにマイク(人数分)というセッティングで臨んだことがありました。
しかし、風が吹くと後の祭りで、PAの方がいくらがんばってくださっても演奏として成立させるにはかなり無理がありました。
3度目を迎える時にどうしたものかと考えた挙句、なぜか私以外のメンバーはみんなサイレントギターを持っていた(私は格安のエレガットをもっていた)ので、アンプについないで演奏しようということになりました。
モニターからの時差はあれど音量は申し分ない
サイレントギターのことを書くつもりが、野外での演奏の話になってます。
やっぱり安定して音が聞こえるというのはかなりの安心材料でした。
(演奏の内容はともかく・・・)
2回目の野外演奏の時は風が強くて、他の人の音が聞こえませんでしたから。
ただ、コンサートホールや室内でしか弾いたことのない我々にとって、
アンプから出てくる音を聞いて弾くというのは新鮮でありながら、慣れも必要だと感じました。
武漢からの流行病で計画は中断していますが、普段の練習でも年に1回くらいはアンプを通してやってみるのもありだねぇなんて話はでてました。
実際、これで十分な演奏ができるか?、練習ができるか?と言われれば、音の出る手工ギターには敵いませんけど、場合によっては活躍できる場があって、その辺は使い方次第だなぁというお話でした。