弾きやすくて良い音の出る爪の長さを探す

こんばんは。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

いろいろ基本を知らないままにギターを弾いてきたことの中に、爪の長さがあります。
これも人によって長さはバラバラだと思いますが、削り過ぎたり長すぎたりを経験してきた中でわかってきたことをまとめたいと思います。

ここに書くことは私に適合しているという意味で書いていますので、それぞれ指の形やタッチに合わせて削り方を工夫してください。

基本は一応あるらしい

例のごとくスコット・テナントの『パンピング・ナイロン』からの抜粋になります。(けっこうマニアックにこの本を読み物として愛読しているような気がします。)

爪の長さの測り方は、指を水平に伸ばして指と垂直に何かを当てた時に爪と指の肉が同時に当たるのが一つの基準となる長さということになります。(画像2つ目)
指だけしか当たらない場合は爪が短く、爪だけが当たる場合は削る必要があるということです。

とはいうものの

まわりを見渡すと爪がこの基準より長い方はたくさんいます。今までお会いしてきた人の中では、長めの人が多いです。

注意点としては、爪先の白っぽくなっている部分を上から見ただけではわからないということです。
この爪の長さの図を見てからは、必ず横から見るようになりました。
指によっては今までの爪切りの仕方で思っている長さとは違う場合があるからです。ほんとうに指によって全部違うので、指と弦の当たり具合や指の形に合わせてあげる必要があります。

爪の長さで変わること

爪の長さによって変わることは、弦離れの善し悪しと音の太さではないかと感じています。

爪が短い方がそれだけ弦から離れるタイミングが早くなるので、速弾きはしやすいと思いますし、私の場合はトレモロもしやすいと感じています。(特にiの人さし指)
一方で爪の長さが短いのは音の厚みが減る感じがします。爪が長いということは、弦を長い時間引っ張れることになるからだと思います。ただ、その分速く弾くことは短い時よりは難しくなるように感じます。

長さを試すには

やみくもに長く~とか、短く~とかするよりは、基本ポジションをここと決めて、そこからどの指がどれくらい長くするのか短くするのかを調べていくといいですね。また、指の右側、左側でも削り方は変わってくると思います。

親指に関しては次回。他の指とはまた違うところをお話したいと思います。