右手親指(p)が遅い問題

こんばんは。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

できないことを書き連ねるのは楽しくありませんが、偉そうに書いているよりもできないことを、できるようになる過程をお見せするのが一番為になるのかと思い今日は右親指の問題について語ります。

今さら気づいたp親指の弱点3つ

遅れの原因になっている

みなさまご存知のタルレガ作曲の『アルハンブラ宮殿の想い出』。
トレモロの得意不得意はさておき、私が弾くとこの曲はどうもそれっぽく聞こえない。
じゃあ、トレモロができないのかと言われたらそういう訳でもない。何かおかしいのは間違いないにして、原因をあれこれ探った時に、まずわかったのは、親指が少しもたついていること。
遅いというところまではいかないのになぜか遅く聞こえる。
i, m, a, の3本の指の回転かと思いきや、pの親指がどうも遅い。

アポヤンドが安定しない

フラメンコの方々から見たら当たり前の親指アポヤンドをあまりやってこなかったからか、避けてきたからかはわからないけれども(←多分両方)次の現にもたれかかることが、他の指に比べて親指だけ極端に馴染んでいない感覚がある。

複数の弦を弾く、連続して弾くことが苦手

画像の曲。こういうのすごく苦手です。最初の3音はp親指で弾いていきますよね。

しかも Più mosso(今までより速く) なんて書いてあって、極端に速くする必要はないと思うんですけど、1音1音を等間隔で綺麗に鳴らそうと思うとうまくいかない。

というように、なんかねぇという状態でありました。

困ったからキャプテンに聞いてみた

困ったことはアンサンブルの練習時間の合間にキャプテンに聞くことにしています。
キャプテンはフラメンコを弾く方なので、朝飯前といった感じではありますが、当然のことながら最初からできた訳ではなく、どのように階段を上がっていったのかを聞いていくと

フラメンコのギタリストは、親指のアポヤンをしながらアルペジオの練習をするから自然と慣れていくし、安定していくんだろうね。

キャプテン語録

これめっちゃヒントでしょ。クラシックだけやってたらわからないし。ということでこの日から時々、アルペジオに親指のアポヤンドを入れてみたのですが、これがまぁできない。福田進一氏も親指のアポヤンドをしながら、他の指も動かすことはできるか?と書いていたように、鍛えておかないとできないものだと改めて感じました。
また練習することが増えた。。。

レッスンでも聞いてみた

2018年の10月から私は月2回のレッスンに通っておりまして、その記事もリンクにしておきましたが、師匠に聞いてみると「そのうちできるようになるよ」とのお言葉。
それは練習しろってことですよね〜!と解釈。
と言いながら、親指だけを動かす訳ではないので、他の指をどうセットするかということを教えていただきました。

ヴィラ=ロボスのプレリュードで言えば、最初の3音だけでなくその後も音は続くので、後の音を弾くための準備をするのに、どのタイミングでどこに指を置いておくと弾きやすいのかを考えて〜とのことでした

で、今はというと

年末に取り組み始めて2ヶ月ほど経ったことを考えると、最初よりは断然きれいな音が出るようになっていると自分では思います。

できないところを見つけて、それをできるようにするために、いろんな角度から練習するといいんだろうなと言うことがここ最近の成果かと思っております。はい。

本日はここまでです。