指板の汚れはレモンオイルで

こんばんは。今日もブログを読んでくださりありがとうございます。

今日は量産ギターのメンテナンスの話をします。

私の持っているギターで一番長く使っているのは、ギタルラ社で販売されているエコールシリーズの500です。

今となっては750とでも言えばいいのでしょうけど、20年前に購入したギターです。買いに行った日のことは今でもよく覚えています。

学生時代、たぶん他の何よりも手の中に収まっていた時間が長いギターで、ついてしまった傷に関してもいつどこでついた傷なのかも覚えていたりします。

そんな思い出深いギターなのですが、こともあろうにこれといったメンテナンスは全くしてきませんでした。糸巻きも少し回りにくくなってる箇所もあり、指板も20年分の汚れが溜まっています。

そこで、いろいろな人のアドバイスを受けてまずは指板の汚れを落とすことにしました。

画像にすると汚れは目立つ

よくこの状態で放置してきたと言われても反論できないレベルの汚れです。

まぁ汚いです。よく見ると弦の当たる部分がすり減ってます。それに、弦や指が当たるところ以外はフレットのサビなのか指の油脂なのかすでにわからなくなっています。

レモンオイル登場

そもそも入門用のギターなので、メンテナンスにそこまでお金をかけることはできません。

聞けば有名楽器店ならどこでもレモンオイルはあると言われ、早速汚れ落しを始めることにしました。

小さな布に、数滴オイルを含ませて指板を磨き始めたのですが、予想以上の汚れだったので、小さ過ぎる布では歯が立たたず、すぐに大きな布に交換。

少し拭き取っただけで、この汚れ様…

(↑汚れの度合いを見れば、最初の布では役に立たないことくらいわかる筈なのに…)

オイルの布で少しずつ汚れを拭き取っていって、その後は乾いた布で余分なオイルを拭き取っていきます。ゴシゴシ頑張らずに優しく丁寧に拭き取るといいと思います。

材質や塗装によっては専門家に委託した方がいいかもしれませんので、オイルの注意書きをよく読んだり、心配な方はギターそのものを購入したらお店に持って行って相談してみるのが無難ですね。

拭き終わり

拭き終わった状態がこちら

まぁ綺麗になりましたよ。

ただ木目の中にまだ汚れは溜まっている感はあります。陽射しが強かったので、光の当たり具合で白く写っているところもありますが…

毎回、汚れを拭き取っているつもりでも、やっぱり汚れは溜まってしまうので、時々汚れ過ぎないうちに拭き取ってあげないといけませんね。