オーディション入賞者に聞く

こんばんは。今日もブログを読んでくださってありがとうございます。

入賞する時と不合格になってしまう時の違い。
オーディションの入賞者が語ってくれた、オーディション成功の秘訣。

今回は不合格した時のエピソードをまとめます。
この方は高校生でオーディション主席合格された方です。

不合格になる時

合格できた時と同様に
不合格になった時にはそれぞれ要因があるとのこと
それを惜しげもなく語ってくださいました。

練習環境と違い過ぎてあがってしまった時

アマチュアが一番はまってしまうところ。
仲間内のミニコンサートでさえ
人前で演奏するのは、日頃の環境とは明らかに違う点です。
ましてや、視線が全て自分に集まり、音も自分の音だけ。
それに舞台の照明や会場の雰囲気など
異なる点が数多くあります。
この環境に日頃から慣れるための練習が必要だと
熱弁されていました。

プログラムナンバー
名前
演奏曲

このようなアナウンスの後、
舞台袖から椅子まで歩き、礼をし、ギターをセットして弾きはじめる。

この一連の流れが板につかないと弾けないということですね。

前の演奏者がうますぎて舞いあがってしまった時

東京国際ギターコンクールでのこと。
前の演奏者が後に有名ギタリストとなる逸材だったようで
演奏後も拍手が鳴りやまず、舞台袖ですでに落選を意識し
演奏もおぼつかなくなってしまったとのこと。

前の人がすごいと尻込みしてしまうというか
もっといい演奏で!と肩に力が入ってしまうというか
なかなか難しいものです。
平常心でいられることの大切さはわかります。
でもどう訓練するかは日頃の練習にかかっています。

合格するだろうと油断をした時

明らかになめてかかった時
簡単にいうと準備不足。
規模はともかく人前で演奏する時は
最善の準備をしていかなければならないと
改めて教えてくださいました。