弱起(アウフタクト)の演奏

こんばんは。今日もブログを読んでくださってありがとうございます。

以前、新人ギターオーディションの審査員の講評の中で言われていた
弱起(アウフタクト:auftakt)とその演奏方法を考えます。

あくまで私学の為であります。
しかし一方で、なんとなくの演奏で終わらさない為には必須であります。

ジャッキーm(_ _)m

弱起(アウフタクト)ってなんだよ?

記憶にあるのは音楽の時間に先生がサラッと
「これは弱起だから〜」と

?なんて言いました?
ジャッキー?
なにそれ?
というのが初耳でして。
これまた最近まで意識したことがありませんでした。
他のサイトに五万と記事があるので簡単に言いますと。

1拍目の強拍から演奏が始まるのではなく、それ以外の弱拍から演奏が始まる楽曲。

で、どう演奏するの?

そんな声が早速聞こえてきそうですが
つまり、最初だからといってガシガシ弾くなと。

あくまで弱拍なので、次の小節の1拍目への助走として弾きなさい
ということなのでしょう。

意識をすればたくさんの楽曲がこの弱起から始まっていて、よくよく聞くほどに助走的な役割をしているのがわかります。

次の楽譜はス◯ッツの名曲の冒頭です。
イントロを思い出すと、あ〜確かに最初の2つの音は強くないよなと感じられます。

いうまでもなく、もちろんその楽曲のメロディーに沿って、その曲らしく素敵に演奏する事が大切なので、
必ず拍の頭の音が強いとは限りませんよね。
フレーズの終わりになる時は、丁寧に静かに弾くことは大人の対応ということにしてください。

あの名曲の冒頭部分

タイに注意が必要(シンコペーション)

弱起ってこれだけ?と思ってしまいます。
いやいや待ってください。
大事なことが1つ。

小節の最後の音と次の小節の頭(強拍)の音がタイで結ばれることがあります。

2枚めの楽譜のようになることがよくあって、次の小節の1拍目の強拍が◯に移動してきます。
な〜んにも考えないで弾いてるとやらかすところです。

強拍の移動は「シンコペーション」と呼ばれてます。(これも最近知った。)

だから、講評にもあるアクセントの位置を表現できていないというのは、
このシンコペーションを捉えられていないということに繋がるのです。
オーディションやコンクールでは基本的落選の判断材料ですよね。

なるほどと自分で納得。

最近知ったことを偉そうに話す私でした。