確実に成長を感じた日

さて、弾いてまいりました。
来場者は150名くらいでしょうか。

4年ぶりの開催だったので、みなさん気合は入ってました。

舞台袖の雰囲気を忘れないために、画像に収めてまいりました。

動画を見ていただけない事情があるのが少し心残りです。(内輪で楽しみます。)

本番直前からステージまでの感触は変わった

既にできている人には大したことのない話です。
私にとっては大きな話。

これまで何度となく書いてきた本番時の緊張のお話。
誰もが緊張するので仕方ないんですけど、だいぶ上手に付き合えるようになってきたと思います。

以前 → 緊張 → 焦る・不安になる
最近 → 緊張 → キタキタ・やってみますか!

という変化があります。

かかって来い!と言える程ではありませんよ。
そこまでまだ自信はないです。苦笑。

でもまぁなんというか、「緊張するよね、そりゃさぁ」って心か思えるようになってきたのが大きいですね。

ディズニーのショーをやっている人の出演直前の動画を見たことがあるんですよ。
それ見たらお姉さんも表情は作ってても緊張感あるんですね。
だけど、緊張をひっくるめて「行くぞ!」っていう気概を感じます。

だから、私の今の姿勢は良い方向に向いていると思っています。

震えも激減した

これも無くなりました。地震で言うところの震度のない揺れみたいなのは少しありましたよ。
手の強張りも。
で、演奏で突散らかしたところもありましたけど、
以前のように最初から震えまくって弦を掴めないみたいなことはありませんでした。

↑こういう状況でありながら、きちっと弾くところは弾けました。

ソロでなくて四重奏だったというところが不安を減らした原因でしょうかね。
だけど、一人1パートで、やらかすと確実にその音は消えるので、
不安がなかったか?といわれれば、それなりに不安でしたよ。

ちょっとまとめ

 

今回良かったこと と その要因

・笑顔で出られた → 緊張を少し楽しめた
・指が震えなかった → 不安な箇所があまりなかった、練習できていた。
          → 舞台袖で身体ほぐしの運動ができていた。
・気持ちにゆとりもあった → 場数を踏んで慣れてきた、緊張を受け入れられた
・楽譜の表現に近づけられた → 練習と気持ちのゆとりの両方

今回まだイマイチだったこと と 原因と対策

・ミスはいくつかあった
・やっぱり演奏中に不安になることがあった

 → 練習に緊張感が足りない(自宅や練習場、自撮りだけでは少し足りない感じ…どうする?)
 → 無意識で弾けるレベルまで高めたら弾けるのか実験してみたい

積み重ね以外に道はないよね

目的地にワープできるような練習方法とかマインドセットの方法があればいいんですが、
きっとそんなものはなくて。

先日、フィギアスケートの村上佳菜子さんが、理想の男性は?と聞かれて
「目標に向かって努力している人」って言いながら、
世界を見てきた彼女の口からは、
「その努力じゃ目標に届かないよ」って見えると覚めちゃうんです。と

結局、自分の目標に到達できる人って少しずつ階段登ってるんですよね。
周りは成長の度合いが早いとか遅いとか何かと比べて言いますけど、
当の本人にとっては全部少しずつなんですよね。

良い一日でしたよ。今日は。