こんばんは、今日もブログ更新できました。
さて、2020年頃に盛んに練習したL. ブローウェル作曲の黒いデカメロンの録画がでてきたので、アップすることにしました。第3楽章の恋する乙女のバラードです
決してプロのような滑らかな演奏ではないので、そのあたりはご容赦ください。
本家? デカメロンを図書館に借りに行く
この曲を練習するにあたって、本家?ボッカッチョの『デカメロン』を近くの図書館に借りに行きました。高校の世界史では必ず、中学でも習うこともあるだろう超有名な作品。当然、お勉強のための記憶でしかなく、読むのは初めてで岩波の文庫本のようなサイズの本を借りてまいりました。
まぁ、内容は子どもに読ませるような内容ではないですね。人間の汚い部分とか欲深いところとか、それをズル賢く取り繕う様が描かれていました。でも割と面白いなぁと思って読みました。
フロベニウスの作品に着想を得たとされる物語は見当たらない
一方ブローウェルさんの『黒いデカメロン』はというと、ドイツの人類学者フロベニウスさんの作品に着想を得たとされていますが、実際にそれとわかる作品は見当たらないようです。
これは、ギタリストの日渡那奈さんのホームページで解説がありました。ドイツ語でフロベニウスさんの作品を読まれたそうです。
よく考えてみれば、F. ソル作曲の『魔笛の主題による変奏曲』も、元になったとされる曲とは大きくかけ離れているように思いますから、「着想を得る」というのは「ヒントになって〜想像を膨らませた」くらいなんでしょうね。
2021年に新版⁈
まだ不確かな情報をここに書くのもどうかとは思うのですが、2021年になって『黒いデカメロン』の新版が出たそうです。この版には、各楽章に短いイントロが付け加えられているそうです。
私は実際にまだ楽譜もどなたかの演奏も聞いていないのでわからないですが、そういう話題を耳にした?目にした?ことだけはお伝えしておきます。
演奏動画
けっこう練習したんですけどね・・・
アンサンブル練習の合間に録画させてもらったんですが、ミスをなくすっていうのは本当に難しいものです。
プロの方でも生だと、あ、と思うことは時々あるのでそんなものなんでしょうけど、コンクールの時の集中力は圧倒されますね。
めげずに練習します。笑