6月22日(土)は所属するアンサンブルのコンサートでした。お声かけしたギタ友さん数名にもご来場いただき、私としてはとても嬉しい時間でした。
ありがとうございました。
さて、今日はその演奏会終了後のエピソード。ご来場いただいた方に挨拶にでると、年輩の男性に呼び止められました。
ご主人のギターは何?誰のギターを弾いてるの?良い音出てたねぇ。
合奏でそんなことを言われたのは、後にも先にもこの時が初めてだったので、一瞬???となってしまいました。
スペインの製作家さんのギターです。音圧を気にしては弾いていましたけど・・・
あ、そう。口輪が緑ってあんまり見ないし、音はよく出ているし、誰のギターかずっと気になってたんだよ。太鼓(ボディの意味)が良いんだなやっぱり・・・。
「私も頑張って弾いている」という気持ちをグッと抑えてのやり取りでした。ただ、私のギターは2017年製で2018年の春頃に購入して、そこからは割と弾いているハズなので、そろそろ楽器としてちゃんと使えるようになってきたかとは思います。
今までは、合奏をすると他のメンバーの音量や音質に負けてしまい、録音に自分の音が乗らなかったこともあったので、このような言葉をいただけたのは非常に嬉しい限りです。
後からメンバーにこの男性のことを聞いてみると、以前にどこかでお目にかかったことがあり、年代物の素敵なギターをお持ちで、製作家さんやギターそのものにも大変お詳しい方でした。
アクィーラのルビーノを張って挑んだコンサート
今回は弦をアクィーラのルビーノにしました。
低音弦が赤く、高音弦が茶色です。このギターに張った弦の中では最も柔らかい弦です。
どの弦も良く鳴ってくれていたとは思いますが、この前まで貼っていた同じくアクィーラのペルラと比べると、高音域の伸びが少し足りない感じがしました。
そもそも音が残りにくい部類の弦なので、弦としてのパフォーマンスは十分に発揮されているとは思いました。
あとは好みですよね。残響はペルラの方がもう少しだけあるように感じました。
赤でお洒落なので、たまに使おうと思います。