(註:この記事を書いた時点では、自律神経のことはわかっていませんでした。)
こんばんは。今日もブログを読んでくださってありがとうございます。
初めてのコンクール挑戦。
盛大にやらかして帰ってまいりました。
控え室や舞台袖では過緊張状態となり、ステージに出て少し落ち着いたものの、右手の肘から先が震えまくり制御不能となって惨敗でした。
過緊張の対策には深呼吸が効くということは、すでにいろいろなサイトで述べられています。
今回はもちろん深呼吸することを練習の中に入れて取り組んできましたが、全く効果はありませんでした。
日常的に瞑想や深呼吸によって心身を落ち着かせる訓練をしていないと、本番で効果を発揮しないということなんでしょうね。それを身を以て体験できました。苦笑
改めて、振り返っていきます。
舞台袖が緊張の最高潮
本番前、舞台袖が最高に緊張します。
前の演者さんがいる場合、いない場合はありますが、暗い袖から明るい舞台へ出て行くあの空間は、何度体験しても慣れないものです。
例に漏れず、舞台袖で緊張対策をやりました。
ギターを床には置きたくないので、安全そうな場所を探して手から離し、いろんな動きをしました。
・ストレッチ
・深呼吸を数分
・脱力体操(身体をだらんとしたり、揺すったり)
スポーツ選手がイヤホンで何か聞いたりして集中力を高めているのを目にしますが、それはやりませんでした。
結果
よけいに緊張した。←(効き目なし)
今日は震度5
少なくとも頭のなかはストレッチしながらも演奏に集中しないとだめね。
頭の中、深呼吸しなきゃ~でいっぱいで、鼓動が速くなるだけでした。
単純なことほど難しい
どのタイミングで深呼吸をして、本番に臨むかはまたそのうちに考えるとして、
深呼吸はいたって単純な動作です。
深呼吸の仕方
1 鼻から吸って~
2 口から息を吐く~
注意 呼吸そのものや、横隔膜の動き、呼吸の時間をカウントすることに意識を向ける。
慣れてきたら、下腹部の動きにも意識を向ける。
この繰り返し。
息を吸う時間と吐く時間は、人によって様々なので敢えて割愛します。
(私は吸うのが5秒、吐くのが15秒 1分あたり3回の深呼吸)
とまぁこれだけなんですが、今のところ
5回もすると意識がどこか違うところに行ってしまってます。
2分ももちません。
また意識を戻して続ければいいということなんですが、
今度は身体がムズムズしてきます。
それで中断。
毎日20分くらいはやった方がいいと。メンタリスト・ダイゴ(笑)や他の人も言ってます。
10分の1ですが、なにか?
私 → 2分弱 理想 → 20分
泣。
まぁ千里の道も一歩からですよね。そりや効かないわとさらに納得。
本番に強くなる! センタリング
辻秀一さん監修の『本番に強くなる!』の中でも出てくる、瞑想や呼吸法ですが、深呼吸に慣れてきた先には、まだいろいろな手立てがあることが述べられています。
それは普段の練習でも取り入れておくと、本番に役に立つという内容です。
「センタリング」という方法も深呼吸を基本にした応用技です。
センタリングのやり方については、本や他のサイトで紹介されていることなので、ここでは触れません。
不安材料を減らして、安心材料を増やす
普段、当たり前に深呼吸していることもあるわけですが、いざ時間をかけて丁寧にとなると、できないのは普段の練習でも同じことです。
今5回しかできなければ、6回、7回と続けられる回数を増やして時間を伸ばしていくしかありませんね。
この深呼吸ができるようになると、応用技が使えるようになるわけですが、それ以上の効果として本番に臨む上での安心材料が増えます。
本番に臨む精神の一つとして大事なのは、
不安を減らすこと
安心を増やすこと
と考えていますので、めげずに取り組んでいきます。
でも、そこに意識が向いているうちはよくないのかな・・・。
迷走中です。